2019年 姫島盆踊り
大分県は国東半島の海上一里に浮かぶ姫島。8月のこの時期は国選択無形民俗文化財に選ばれた「姫島盆踊り」を見ようと多くの観光客が訪れます。
姫島盆踊りは、鎌倉時代の念仏踊りから派生したものといわれ、伝統踊りと創作踊りの2つがあります。
伝統踊りには、キツネ踊り、アヤ踊り、銭太鼓、猿丸太夫があり地区の子どもたちや一般の人々によって踊り継がれてきました。
タヌキ踊りや主婦のグラサンにフライパン、そしてお年寄りのかわいいフラ姿などの創作踊りも加わり、2日間で約50種の踊りが披露されます。
16日は亡くなった方々を弔う供養盆。時間も短く、派手な踊りは行われません。
Contents
かわいいしぐさが大人気!子供たちのキツネ踊り
独特なキツネの化粧とユーモラスなしぐさで人気を集めているキツネ踊りは、北浦地区に古くから伝わる伝統的な踊りです。
先頭を歩く羽織を着た庄屋、次に片手にちょうちんのついた傘をもった子ギツネが「オラサ、オラサ、ソライタ、ソライタ、ヨイヨイ」の掛け声を出しながら続きます。子ギツネたちが登場すると観客は大喝采となり見る人を楽しませてくれます。
勇壮さと優美さのあるアヤ踊り
こちらも、北浦地区に古くから伝わる伝統的な踊りで、男性はアヤ棒(青竹)を打ち鳴らしながら「ソライタ、ソライタ、ヨイヨイ」の掛け声を掛けながら踊ります。その隣で女性のしなやかな踊りが調和し、男女が交互に入れ替わりながら踊ります。
2019年「姫島盆踊り」スケジュール
【期間】
2019年8月14日(水)~16日(金)の3日間
8月14日・15日の2日間は観光用の特設会場設置
8月14日・15日の2日間は保存会(キツネ踊り、アヤ踊り等)の踊りを開催
【盆踊り開催時間】
19:00~21:15頃まで(各地区)
19:15~21:00頃まで(中央広場)
【場所』
・8月14日・15日 中央広場および第1区から第6区までの各地区盆坪7カ所
・8月16日 第1区から第4区までの各地区盆坪4カ所
【姫島丸夜間臨時便運航】
予定時間 (8月14日・15日の2日間)
・1便 21:00 往復切符の色 ピンク
・2便 21:20 往復切符の色 黄緑
・3便 22:00 往復切符の色 水色
・4便 22:20 往復切符の色 赤
・5便 23:00 往復切符の色 クリーム
・6便 23:20 往復切符の色 紫
※往復切符を持っている人に限り乗船可
乗船人数に応じて便数が確定します。(1便より順次販売)
※現在の情報は変更になる場合があります。最新情報はお問合せもしくは公式ページをご覧ください。
お問合せ 姫島村役場 水産・観光商工課 0978-87-2279