原尻の滝は大分の美しいナイアガラ
原尻の滝は「日本の滝100選」に選ばれた美しい滝
緒方平野の田園地帯に突如現れる大分のナイアガラと言われる原尻の滝。滝の幅は120m高さ20mほどあり、美しい弧を描いためずらしい滝で「日本の滝100選」にも選ばれています。
原尻の滝の前にはつり橋「滝見橋」があり、橋から滝を見下ろしたり橋を渡って滝の周りを一周することもできます。滝の上から下を覗いたり、滝のすぐ下にも簡単に近づくことができるので、滝の迫力を間近で感じることのできる親しみやすい滝です。
この原尻の滝の岩盤は、約9万年前に大噴火を起こした阿蘇火山の大火砕流が冷えて固まったものです。柱状節理と呼ばれるヒビが入ることによって、このような美しい滝が生まれたと言われています。
2020年4月25日(土)には、オリンピック聖火ランナーが原尻の滝の上を走る予定です。(変更または中止になる場合があります)
滝の上流に鳥居がありますが、緒方三社のうちの二宮社の鳥居で毎年行われる川越しまつりの際に神輿がこの鳥居をくぐります。
道の駅原尻の滝は地元で採れる新鮮野菜がいっぱい
原尻の滝に隣接する「道の駅 原尻の滝」では、豊後大野市で採れた新鮮な野菜をはじめ、地元の特産品やオリジナル料理、限定のカボスソフトなどを楽しむことができます。
原尻の滝周辺のイベント情報
原尻の滝周辺を中心に100種類約30万本の色鮮やかなチューリップが咲きそろいます。
イベント期間中は、地元の料理が味わえたり100種類のチューリップの中から選べる「お持ち帰りコーナー」があります。
夏の小松明火祭り
8月に緒方平野一帯および原尻の滝周辺で行われる「夏の小松明火祭り」。米の豊作を願う虫追いとして江戸時代から伝わる行事で広大な緒方平野一面が約10,000本の松明(たいまつ)の灯りに包まれます。
冬の川越し祭り
800年以上続くとされる緒方三社川越しまつりは、締め込み姿の男性がみこしを担いで夜の川に入っていきます。町内にある3つの神社のご神体が一堂に会する祭りで、40人の担ぎ手は「オイサ、オイサ」と掛け声をあげながら川の中に立つ大鳥居をくぐって対岸へ向かいます。神功皇后のご神体を応神天皇を祭る二の宮社に送り、一の宮社からは夫の仲哀天皇のみこしが送られ一年ぶりにご神体がそろいます。
【お問い合わせ】
住所: 大分県豊後大野市緒方町原尻936-1
TEL:道の駅 原尻の滝:0974-42-2137
(一社)ぶんご大野里の旅公社:0974-27-4215
おおいた豊後大野ジオパーク推進協議会(豊後大野市商工観光課内):0974-22-1001