大分で宇宙を観測!関崎海星館
※現在、海星館では大分市の方針による新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため2020年3月21日より臨時休館中です。
大分市の佐賀関にある関崎海星館は、大分市生涯学習施設として大型天体望遠鏡を使って昼は「太陽」夜は「宇宙」を楽しむことができます。
Contents
関崎海星館の大型望遠鏡
大型天体望遠鏡は、口径60cmもあり肉眼の7300倍もの集光力があり、宇宙に広がる惑星や月のクレータのほか星雲や星団の観察ができます。
雨天の場合は天体観察室での観察はできませんが、観察室の見学や100インチデジタルモニターで季節の星座や星空のシミュレーションなどの星空番組の利用が可能で、天文現象について学ぶことができます。
展示室で休憩
1Fには展望室があり、豊予海峡を行き交う船や空と海のコントラストを楽しむことができます。
海洋や天体などが学べる展示物や年間を通じて学べる展示パネルやオリジナルイベントを開催しています。
2020年の宇宙のイベント
6月21日 部分日食
10月6日 火星準大接近
10月29 後の名月
10月31日 ミニマム・ブルームーン
※4月8日は地球に近いところで満月になります。 10月31日は地球から遠いところで満月になります。ひと月の中で満月が2回ある場合、2回目の満月をブルームーンと呼ぶそうです。
はやぶさ2が帰ってきます
サンプル取得に挑戦する「はやぶさ2」
画像: 池下章裕 出典: JAXAデジタルアーカイブス
2019年12月に小惑星リュウグウを発ち、2020年12月に地球に帰ってくる予定です。リュウグウからどんな玉手箱をもって帰ってくるか楽しみですね。
宇宙ステーションが見られるかも!!
国際宇宙ステーション(ISS)は、地球から約400km上空に建設されています。この宇宙ステーションの大きさはサッカーグラウンドくらいの大きさで、実験や研究、地球や天体の観測を行っています。
宇宙ステーションは、約90分をかけて地球を1周しています。タイミングが合えば、日本でもこの宇宙ステーションが通過しているところを見ることができます。
飛行機との見分け方は、光が点滅することなく明るい光がゆっくりと動きます。日本が暗くなっても高い位置を飛んでいる宇宙ステーションは、太陽の光がまだあたっているので明るく光っているので見つけやすいかもしれません。
宇宙ステーションの現在地はこちら
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/astro/iss_live.html
関崎海星館のしあわせの鐘
関崎海星館の敷地内には「しあわせの鐘」があり、1つ目は大切な人のために、2つ目はご自身のために鳴らすことで幸せが舞い降りるそうです。
その他に佐賀関地域には、「幸」の漢字を含む地名が4カ所あり、その4つを巡った後にこの鐘を鳴らすとさらに「幸」があるかもしれません。
豊予海峡を一望でき晴れた日は四国の佐田岬を見ることができます。
アサギマダラの休憩場所
敷地内には季節の花が植えられ、冬はスイセン、春はキンケイギク、初夏はアジサイ、秋はエンゼルトランペットやツワブキが咲いています。5月上旬から6月上旬にかけて渡り蝶のアサギマダラが9月下旬から10月上旬はフジバカマが飛来します。
【関崎海星館】
住所: 〒879-2201 大分市大字佐賀関4057-419
電話: 097-574-0100
料金:1階展望室、展示ホール:無料
天体観測 観覧料: 一般 420円、高校生 210円、中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方 無料
営業時間:
10時~18時(月、水、木)、10時~22時(金、土、日、祝日)
8月は10時~22時(火曜日を除く毎日)
休館日: 火曜日(祝日の場合は翌日)
12月29日~1月3日(1日の6時から9時は初日の出観望会のため開館)
駐車場 30台無料
※現在、海星館では大分市の方針による新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため2020年3月21日より臨時休館中です。