大分 ミヤマキリシマ開花情報
ミヤマキリシマの見頃の時期がやってきました。ミヤマキリシマは高山植物の一種でツツジ科に属し1mほどの低い木にピンク色の花が咲きます。毎年5月下旬から6月上旬にかけて見頃を迎えますが、なかでも大船山や平治岳は遠くからでもピンク色に染まる山の景色を見ることができます。
植物学者の牧野富太郎氏が発見し「ミヤマキリシマ」と名付けましたが、「深い山に咲くツツジ」という意味が込められています。
とくにくじゅう連山は高山植物の宝庫で、マンサク、イワカガミ、ツクシドウダン、ヤマラッキョウなど四季を通して楽しむことができます。
Contents
大分 万年山(はねやま)
各登山口から2時間程度で山頂へ行けるハイキングコースの万年山。九州最大級のミヤマキリシマの群生地と言われています。
住所:万年山(玖珠ICから車で約45分)
問合せ:0973-72-1313(玖珠町観光協会)
例年見頃:5月下旬~6月中旬
2019年 第70回万年山(はねやま) 山開き情報
日にち:2019年5月19日(日)
受付:8:00~吉武台牧場農機具倉庫 ※受付時に紅白餅・ペナントの配布(先着1000組)
神事・式典:10:30~
駐車場:8合目牧草地(約400台)
※今年はシャトルバスの運行はありません。
また、環境保全協力金300円をいただきます。
交 通 規 制:吉武台牧場付近から8合目まで
上りのみ 8:00~12:00
下りのみ12:15~14:30
問い合わせ:玖珠町観光協会
電話:0973-72-1313
大分 経塚山(きょうづかやま)
法華寺の上の山を経塚山と言い標高610mの低い山ですが、山頂付近に約20ヘクタールのミヤマキリシマの群生地があります。
通常は標高800m以上の高地でないとミヤマキリシマは育たないと言われていますが、ここはそれより低地に群生しており大分県内でも、もっとも早い開花となります。。1974年には県の天然記念物に指定されました。
ふもとから山頂までの道のりは宣教師フランシスコ・ザビエルが通った道として知られています。
住所:大分県速見郡日出町 経塚山(速見ICから経塚山登山口まで車で約10分)
問合せ:0977-72-4255(日出町観光協会)
駐車場:経塚山登山道入口・山田湧水駐車場(数台程度)をご利用ください。
アクセス:国道10号線松屋寺入口交差点を北へ車で15分
例年見頃:5月上旬~中旬
大分 鶴見岳(つるみだけ)
ミヤマキリシマが鶴見山上駅周辺から頂上までの遊歩道にかけてに約5,000株群生しています。「花と、街と、海を望む山」として有名で登山が苦手な方はロープウェイを利用することができます。ロープウェイに乗って約10分でミヤマキリシマの待つ標高1,300mの美しい世界に到着します。
住所:大分県別府市大字南立石字寒原10-7 鶴見岳(別府ICから別府ロープウェイまで車で約15分)
問合せ:0977-22-2278(別府ロープウェイ)
例年見頃:5月中旬~6月はじめ
大分 阿蘇くじゅう国立公園
大分県の代表的なミヤマキリシマと言えば、ここくじゅう連山。九重町から竹田市北部にかけて広がる火山群の総称で、九州本土最高峰でもある中岳(1791m)は、日本百名山の一つに数えられています。
あたり一帯は阿蘇くじゅう国立公園に指定されています。
住所:くじゅう連山(九重ICから九重登山口まで車で約30分)
問合せ:0973-76-3150(九重町商工観光・自然環境課)
例年見頃:5月下旬~6月中旬
まとめ
ミヤマキリシマのシーズン到来!山一面がピンク色に染まるこの時期に県外からも多くの登山客が訪れます。ぜひこの美しい時期に遊びに出かけてみませんか。
※ミヤマキリシマ開花状況の最新情報は、直接お問合せください。