大分といえば!海の幸・山の幸人気グルメ9選
大分の豊後水道で獲れた美味しい「ふぐ」や全国ブランドの「関アジ・関サバ」、大分の郷土料理「とり天」、「だんご汁」などテレビでも話題の大分絶品料理をご紹介します。
ちょっと歩くと大分には目移りするほど美味しいモノがいっぱいですよ。
大分の関アジ 関サバ
豊後水道で一本釣りで獲るマアジとマサバ。鮮度と脂のノリが抜群!
瀬戸内海と太平洋の水塊がぶつかりあう豊後水道(速吸の瀬戸)で育った大分が全国に誇るブランド魚。
「関アジ」の旬は3月から10月で、刺し身にして「カボス」をかけると一段と旨みが増します。「関サバ」は特に秋口に脂のノリがよくなり、新鮮な刺し身は身が引き締まり、歯ごたえも最高です。
別名、豊予(ほうよ)海峡とも言われ13.5kmの狭い瀬戸で潮の流れが速く最大約5.5ノット(時速約10km)。この激しい潮流が魚の身を引き締めると言われています。
大分ふぐ
皮合え、から揚げ、てっちり、ひれ酒…。
一匹まるごと味わい尽くせる贅沢な大分ふぐ。
好漁場として全国的にも有名な豊後水道で獲れた大分ふぐは、鮮度バツグン。激しい潮流で育った豊後のふぐは評価が高く、大分県の一村一品としても有名なブランドなんです。
なかでもふぐの王様「トラフグ」は淡白な味に加えほのかな甘みと旨みが特長。高タンパク、低脂肪。皮のゼラチン質にはコラーゲンがたっぷり含まれているので女性にも大人気。
ふぐ料理に欠かせないのが「カボス」。まろやかな酸味と爽やかな香りがふぐの旨みを引き立てます。さらにクエン酸とビタミンCが豊富でふぐのコラーゲンと合わせて美容にもGoodです!
おおいた豊後牛
きめ細かい霜降りで、まろやかでとろけるような風味の「おおいた豊後牛。」
豊後牛は、大分の大自然の中で丹誠込めて育てられた牛肉の最高傑作で、県内で肥育された36ヵ月齢未満の黒毛和種のうち肉質等級2等級以上のものが「おおいた豊後牛」。
この逸品「おおいた豊後牛」を焼肉からステーキまで美味しくいただける専門店、レストランが市内には多くあります。
.2017年9月11日仙台市での「全国和牛能力共進会」で約500頭のなかから、種牛の部で、大分県代表の豊肥和牛育種組合が最高賞の内閣総理大臣賞を獲得し、特別賞の品位賞を受賞しました!
だんご汁
大分に古くから伝わる地元の白菜や大根などの旬の野菜に伸ばしただんごが入った郷土料理。
よくこね上げて細長く伸ばしただんごにネギ、ニンジン、ゴボウなどの具をたっぷり入れたみそ味の郷土料理。
バリエーションも豊富で、具にイノシシの肉を使ったものを「宗麟汁」、ふぐだしを使ったものを「長者汁」と言い、地鶏を入れたものを「吉野汁」といいます。
だんご汁は全国の農山漁村で脈々と受け継がれ、かつ「食べてみたい!食べさせたい!ふるさとの味」として農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で大分県の郷土料理として選ばれました。
鶏めし
鶏肉とごぼう、ご飯のシンプルな組み合せが生み出す絶品の郷土料理。
古くは農家や猟師の家の家庭料理とされ、地域により味付けや材料が多少変わりますが、一般的なレシピでは鶏肉とごぼうを細かく切り、甘辛く煮付けて炊きたてのご飯と混ぜ合わせます。
シンプルな組み合せなので、それぞれの材料の味が生かされた家庭の味です。
米の消費拡大にもつながる「吉野鶏めし」は大分市の一村一品に指定され特産品として育てられています。さらにグルメ漫画で紹介されたことで全国的にブレイク中!
りゅうきゅう
大分の新鮮な魚を醤油ベースの浸け汁に浸したシンプルな郷土料理。
大分の新鮮な魚(ブリやサバなど)の切り身を、醤油やみりん・生姜・ゴマを入れた漬け汁にしばらく浸してできあがる、シンプルな料理。酒の肴や、熱々のご飯にのせたりゅうきゅう丼や、お茶をかけてりゅうきゅう茶漬けにしても美味しくいただけます。
甘ダレ仕込みなので、魚嫌いのお子様にもオススメです。
千利休(せんのりきゅう)の精進料理「利休和え」(りきゅうあえ)にあやかって、名前に使われたなど諸説あるなかで、沖縄(琉球)の漁師から伝わったという説が有力と言われています。
とり天
昭和37年、大分市内の食堂で誕生。
県民が愛してやまないソウルフードです。全国的にトップクラスだといわれる大分市の一世帯あたりの鶏肉消費量。その大分で人気メニューのひとつが「とり天」でほとんどの食堂やレストラン、カフェや居酒屋、弁当屋さんのメニューにあります。
とり天の発祥が大分市か別府市かという元祖論争が世間を賑わしたほどのソウルフードです。
から揚げは鶏肉に調味料、片栗粉などをからめてカリッと油で揚げますが、とり天は鶏肉に下味をつけ、溶いた衣に浸けて揚げ、酢醤油ベースのタレに浸け練りからしを加えて食べます。
やせうま
やせうま?
こちらは、伸ばしただんごにきな粉をまぶした素朴な味わいの郷土のおやつです。
小麦粉をこねて伸ばして、茹でて砂糖と塩を混ぜたきな粉をまぶして作る簡単な郷土のおやつ。
シンプルながら栄養価も高く、はじめて食べた人でもなぜか懐かしさを感じてしまう、程よい甘さときな粉の風味が生きる素朴でおいしい一品です。アレンジしてお菓子としても販売されています。
“やせ、うまうま(八瀬、旨いものが食べたい)”と幼君がねだった言葉が“やせうま”という名前になったとか、細く伸ばしたただんごが、痩せた馬のようだからとか、諸説ありますが定かではありません。
ニラ豚
大分市特産のニラを豚肉、キャベツといっしょに炒める、栄養満点ご当地グルメ。
栄養豊かな大分市特産のにらを使用し、豚肉、キャベツといっしょに炒めるシンプルな醤油味ベースの料理です。
昭和40年代、市内の中華料理店で誕生し、現在は多くの飲食店で提供されるほどのご当地グルメとなり、広く大分市民に愛されています。
まとめ
いかがでしたか?自然に囲まれた大分は「山海の幸」に恵まれ食材も豊富。
古くから伝わる伝統的な郷土料理や素朴なおやつ、そして商店街の一食堂から創作されたメニューなど、高級グルメからB級グルメまで多彩な美味しさが揃っています。
暖簾をくぐると威勢のいい「いらしゃいませ」の声とともに、美味しそうな香りがただよってくる…。
そんな大分のグルメを味わいに、ぜひ遊びに来てください。お待ちしています。