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大分県佐伯の人気おすすめスポット

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大分県の南東部に位置し山、川、海と自然豊かな九州一広い佐伯市。南部から西部にかけては「祖母傾国定公園」の大自然に囲まれ、東部は「日豊海岸国定公園」に指定された約270kmの美しいリアス式海岸が広がっています。
また、豊後水道でとれた新鮮な魚介類を使った「佐伯寿司」や伊勢海老料理、郷土料理百選にも選ばれた「佐伯ごまだし」、山の幸の「ジビエ料理」など自然の恵みが豊富で佐伯の味が堪能できます。

まずは、この九州一広い佐伯の市内にある人気観光スポットをご紹介します。

佐伯市の「佐伯城址」

空を羽ばたく鶴の翼のように見えたことから「鶴屋城」とも呼ばれていた佐伯城。

1602年(江戸時代)に毛利高政により築城され、築城後に火災により1617年に消失。現在は石垣が残り続日本100名城に認定されました。特に山頂の本丸には独特の積み方の石垣があり、隅角部分を丸く積み上げた様子は見栄えを重視した築城技術がうかがえます。山頂からの眺めは素晴らしく、元旦には初日の出を見るために多くの人で賑わいます。

住所:佐伯市大手町1-1-1
駐車場:200台・三の丸櫓門前駐車場を利用(無料)
お問い合わせ:佐伯文化会館 TEL:0972-22-6111
佐伯市観光案内所 TEL0972-23-3400

佐伯市の櫓門(やぐらもん)

城山を背景に、佐伯城で現存する唯一の建造物である櫓門(やぐらもん)。佐伯市のシンボルとして有名です。三の丸御殿の正門として寛永14年(1637)に創建され、2度ほど修理を行った記録があります。大分県指定有形文化財です。

住所:佐伯市大手町1-1-1
駐車場:200台・三の丸櫓門前駐車場を利用(無料)
お問い合わせ:佐伯文化会館 電話:0972-22-6111
佐伯市観光案内所 電話0972-23-3400

佐伯市の城山

佐伯市内にある標高142mの城山は、晴れた日には四国の山々を眺望できます。

手つかずの自然が残っており、コジイやイチイガシが生い茂り、鹿やムササビ、大分県の天然記念物オオイタサンショウウオも生息しています。

住所:佐伯市大手町1丁目
駐車場:市営駐車場

佐伯市の歴史と文学のみち

大手門跡から養賢寺までの約700m「歴史と文学のみち」は昔ながらの白壁の土塀が続き、城下町の風情が残っています。昭和61年に「日本の道100選」に選ばれました。春には春まつりが開催され桜が満開のなか竹灯や大名行列などで賑わいます。

主な施設:

○ 櫓門(県指定有形文化財)

○ 山際史跡広場(山中屋敷跡)

○ 矢野龍渓生家跡

○ 安井

○ 城下町佐伯 国木田独歩館(坂本邸)

○ 野龍渓生家跡

住所:大分県佐伯市大手町1丁目城下西町城下東町
開館時間: 見学自由
駐車場: 文化会館下市営駐車場(無料・大型可)
休館日: 見学自由
トイレ: 有り(登山口左・国木田独歩館内)
お問い合わせ:佐伯市観光案内所
電話0972-23-3400

佐伯市の矢野龍渓生家跡

佐伯市生まれの文学者であり政治家であり、ジャーナリストとしても活躍した矢野龍渓(本名 矢野文雄・1850-1931)の生家跡です。

郵便報知新聞社社長、清国特命全権公使、大阪毎日新聞副社長など歴任。政治小説「経国美談」は当時のベストセラーとなっています。国木田独歩を鶴谷学館の教師として招いた人物です。佐伯小学校の敷地に、「藩主より賜った先祖の地を佐伯小学校に贈る」との意の石碑が残っています。

住所:大分県佐伯市城下西町2-45
お問い合わせ:佐伯市観光案内所
電話0972-23-3400

佐伯市の三義井【 安 井・唖泉・甘泉 】

三義井は藩医・今泉元甫(げんぽ)が飲み水に苦しむ城下の人々のために、私財を投じて掘削した三つの井戸です。丸い「安井(あんせい)」と四角の「唖泉(あせん)」は八代藩主の毛利高標(もうりたかすえ)が命名。「安井」の井戸の上には藩の米倉があったため「お蔵の井戸」とも呼ばれています。

住所:大分県佐伯市城下西町
お問い合わせ:佐伯市観光案内所
電話0972-23-3400

佐伯市の山際史跡広場

鶴屋城(佐伯城)の麓にあたる山際通りは、江戸時代には上級武士の住む屋敷が立ち並んでいました。山中屋敷跡はその一角に位置します。平成22年、残されていた建物の礎石などを活かし、広場として整備されました。

佐伯市の 茶室 汲心亭

歴史と文学のみちのほぼ真ん中に位置する茶室 汲心亭。
茶室 汲心亭は、「お茶を汲むということはお客様に心を汲んで接待する」ということから命名されました。本館「更深軒」と草庵「五味庵」があり、庭の見学は無料。「更深軒」は茶道の本元、大徳寺「福富雪底」管長より命名され「路入桃源深更深(路は桃源に入りて深くして更に深し)」との意味が込められています。

「五味庵」は、人の心のあり方によって、お茶の味がさまざま(五味・五つの味「甘い・辛い・すっぱい・苦い・塩辛い」)に変化します。その五つの味を味わうことのできる場ということから「五味庵」と命名されました。ご希望の方にはお茶(抹茶)を有料でご提供しています。お茶のご提供は午前 9時から午後 5時までです。

住所: 〒876-0847 大分県佐伯市城下西町313
開館時間:9時~ 17
駐車場:駐車場完備
休館日:毎週月曜日・年末年始(1229日~ 13日)
お問い合わせ:茶室 汲心亭
電話0972-24-3905
佐伯市観光案内所
電話0972-23-3400

佐伯市の国木田独歩館

明治の文豪、国木田独歩(くにきだどっぽ)が明治2610月から明治276月末までの間、弟の収二とともに下宿した坂本永年邸。

坂本永年は、国木田独歩が英語教師として勤めていた鶴谷学館の館長でもあり、公私ともに面倒を見ていました。佐伯滞在はわずかに10ヶ月でしたが、尺間山、彦山、元越山(もとごえさん)などの山々に登りました。なかでも彼が最も愛し、何度も登ったのが城山でし た。その様子が、彼の日記「欺かざるの記」にくわしく記されています。

国木田独歩が佐伯を去って3年後に発表した処女作「源叔父」、「春の鳥」は城山を舞台とした作品で、国木田独歩の作品の中でも最高傑作と言われています。その後「武蔵野」という有名な作品を残し、37歳という短い一生を終えました。城山の山頂には「独歩の碑が建てられています。

住所:大分県佐伯市城下東町937
営業時間:9001700(入館は1630
休み:毎週月曜日(祝日は開館、翌日が休館)
駐車場:8
入場料:あり
電話:0972-22-2866

佐伯市の 養賢寺(ようけんじ)

旧藩主毛利家の菩提寺養賢寺は、白壁に風格のある本堂が特徴的です。約8,000平方メートルの境内には昭和のはじめに再建された銅瓦葺の本堂などがあります。本堂の裏には、毛利家歴代藩主たちの見事な五輪塔が佇んでいます。修行寺であることから一般客の境内への立入りはできません。

住所:大分県佐伯市城下東町9-21
電話:0972-22-0305

佐伯市の臼坪川 菖蒲園

佐伯市の市内を流れる臼坪川では、臼坪川菖蒲園として市民の憩いの場となっています。菖蒲の見ごろは例年は6月上旬までです。

お問い合わせ:佐伯市観光案内所
電話0972-23-3400

佐伯市平和祈念館やわらぎ

昭和初期の佐伯市は佐伯海軍航空隊とともに歩んできました。佐伯海軍航空隊の歴史的な展示品や戦争時の生活必需品、墜落した米機のエンジンなどを展示しています。

住所:大分県佐伯市鶴谷町3-3-12
電話:0972-22-5700

佐伯市の 掩体壕(えんたいごう)

掩体壕(えんたいごう)は、航空機を敵の攻撃から守るための格納庫です。高さ4.5m、幅17.32m、奥行き12.52m、天蓋(てんがい)壁厚さ50cm。平成13年(2001914日に国の登録有形文化財に指定されました。通常はコンクリート製で、最少の資材で最大の強度が得られるかまぼこ型をしています。掩体、掩蔽壕(えんぺいごう)、掩壕とも呼ばれています。

住所:大分県佐伯市東浜1-6
電話:0972-22-1050

佐伯市の住吉御殿

「住吉御殿」はもとは三の丸御殿の玄関・広間部分を解体し昭和45年(1970)に現在の場所に移築したものです。佐伯市唯一の佐伯城(鶴屋城)の御殿建築として残る貴重な建物です。隣にある住吉神社は航海の安全を祈願する神様と商売繁盛の神様が祭られています。

住吉御殿と住吉神社の周辺には桜の木が多く植えられ、佐伯市民のお花見の場所となっています。

住所:大分県佐伯市船頭町11
桜の種類: ソメイヨシノ
開花時期: 4月上旬
駐車場: 文化会館下市営駐車場(無料・大型可・徒歩約10分)
休館日: 見学自由
トイレ: 有り

まとめ

佐伯市内の観光はいかがでしたか?歴史と文学のみちを歩きながら、静かな城下町の雰囲気を感じてみるのもよいのではないでしょうか。ぜひ佐伯の食の四大キャンペーン「日豊海岸ぶんご丼街道」「佐伯ごまだし暖簾会」「東九州伊勢えび海道」「佐伯寿司海道」の時期に合わせて遊びに行ってみてください。

※掲載されている情報や写真は最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

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