【大分県観光】豊後大野市の大自然を満喫!大分県民がオススメするお出かけスポット
皆さんはジオパークをご存じですか?
ジオとは「地球・大地」、パークは「公園」、二つを組み合わせた言葉になりますが、この地球・大地を学んで、楽しむことができる場所が、大分県には「おおいた姫島」と「おおいた豊後大野」の2ヶ所あります。
ジオパーク豊後大野には、約1億年前の地層群を貫くマグマがつくった祖母山の美しい景観や、9万年前の阿蘇火山の大噴火があったからこそ生まれた滝や棚田群、井路、石橋群、磨崖仏など素晴らしい観光遺産がたくさんあります。さらに豊後大野市は平成17年3月に7町村が合併して誕生した新しい市として、広大な面積を持っています。
今回は、学術的にも貴重な地形を持つジオパーク豊後大野のおでかけスポットをご紹介します。
Contents
普光寺磨崖仏(ふこうじまがいぶつ)/朝地町
大分県内で最大の磨崖仏で、高さは11.3メートルの不動明王堂。よく見ると、両脇に童子を従えています。磨崖仏の前にはアジサイ公園があり、初夏にはあたり一面のアジサイが咲き誇ります。梅雨時にはたくさんの観光客が訪れるおすすめスポットです。また韓国からの観光客も多数訪れています。
住所:大分県豊後大野市朝地町上尾塚
お問い合わせ:一般社団法人ぶんご大野 里の旅公社
電話:0974-35-3601
原尻の滝(はらじりのたき)/緒方町
東洋のナイアガラと呼ばれる原尻の滝。幅120m、高さ20mに及ぶ巨大な滝として日本の「滝百選」になっています。また迫力満点の滝つぼを見下ろすことができたり、崩落した凝灰岩が多数見られ、滝ができる過程を実際に見てふれることができます。
住所:大分県豊後大野市緒方町原尻
お問い合わせ:一般社団法人ぶんご大野 里の旅公社
電話:0974-35-3601
沈堕の滝(ちんだのたき)/大野町
滝の落差を利用した石造の水力発電所跡は近代化遺産で、雄滝(幅100m、高さ20m)と雌滝(幅10m、高さ18m)の2つの滝があります。室町時代の雪舟(せしゅう)が訪れ描いた「鎮田瀑図(ちんだばくず)」で知られる名瀑はおすすめスポットです。
住所:大分県豊後大野市大野町矢田
お問い合わせ:一般社団法人ぶんご大野 里の旅公社
電話:0974-35-3601
出会橋・轟橋(であいばし・とどろばし)/大野町
森林鉄道を通す橋として昭和9年に架けられました。奥嶽川と轟川が出会う場所の近くに、寄り添うようにかかる二つの橋は右岸側アーチの径間が日本第1位。大正13年に架けられた出会橋は第2位。この二つの橋が並んだ姿は圧巻です。
住所:大分県豊後大野市大野町矢田
お問い合わせ:一般社団法人ぶんご大野 里の旅公社
電話:0974-35-3601
白山渓谷(はくさんけいこく)/三重町
「日本名水100選」にも選ばれている清流白山渓谷。初夏にゲンジホタルが乱舞する光景はとても美しく幻想的です。この時期にぜひお出かけください。
住所:大分県豊後大野市三重町大白谷
お問い合わせ:一般社団法人ぶんご大野 里の旅公社
電話:0974-35-3601
チューリップフェスタ/緒方町
100種類40万本の色鮮やかなチューリップフェスタ。原尻の滝周辺にチューリップが咲き誇ります。隣接する道の駅「原尻の滝」では豊富なとれたて新鮮野菜がいっぱいです。綺麗なお花を見た後は、お土産に新鮮野菜をどうぞ。
住所:大分県豊後大野市緒方町原尻の滝周辺
お問い合わせ:豊後大野市緒方支所
電話:0974-42-2111
九州オルレ/豊後大野市〜竹田市
JR朝地駅から用作公園や普光寺などを経由して、JR竹田駅まで約12kmの山里の小道を歩くのがおすすめの九州オルレ「奥豊後コース」です。リボンや矢印を目印に豊後大野の大自然をゆっくり歩きます。
お問い合わせ:一般社団法人ぶんご大野 里の旅公社
電話:0974-35-3601
川上渓谷(かわかみけいこく)/緒方町
緒方町尾平鉱山の大野川水系、奥岳川の支流にある渓谷です。奥岳渓谷は祖母傾国定公園に指定されていて、森林浴の「森日本百選」にも選ばれた渓谷です。思わず深呼吸したくなる深い森と清流の別世界が広がります。また祖母山への登山口にもなっていて、春から秋にかけて多くの登山者やトレッキング愛好者が訪れます。
住所:大分県豊後大野市緒方町尾平鉱山
お問い合わせ:一般社団法人ぶんご大野 里の旅公社
電話:0974-35-3601
えぼし公園/大野町
お花見のおすすめスポット!春も本格的になると烏帽子岳のボタン桜が咲き誇ります。開花時期が長く、一千本のピンク色が5月上旬まで楽しめます。開花シーズンになると「えぼし岳ぼたん桜祭り」が行われます。
住所:大分県豊後大野市大野町藤北
電話:0974-34-2301
用作公園(ゆうじゃくこうえん)/朝地町
池に写る見事な紅葉の木々「用作公園」。カエデやモミジが約500本、丹字池・心字池を中心に植えられています。日中は池の周りをゆっくり楽しみながら散歩する方が多いです。豊後大野市紅葉のおすすめスポットでもあり、紅葉の見ごろは「用作観光もみじ祭り」がおこなわれる11月中旬から下旬にかけてです。この時期の夜のライトアップもとても綺麗です。
住所:大分県豊後大野市 朝地町上尾塚3914
お問い合わせ:一般社団法人ぶんご大野 里の旅公社
電話:0974-35-3601
稲積水中鍾乳洞(いなづみすいちゅうしょうにゅうどう)/三重町
洞内には水中鍾乳石や珊瑚石、ベルホール、ヘリクタイトなどが数多く見られる世界的にも珍しい水中鍾乳洞です。洞内の気温は年中16度!夏は涼しく、冬は暖かく感じられす。3億年前の古生代に形成され、 9万年前の阿蘇火山大噴火により水没し現在のカタチとなった稲積水中鍾乳洞をぜひ歩いて探索してみてください。
住所:大分県豊後大野市三重町中津留300番地
電話:0974-26-2468
営業時間:9:00~17:00 年中無休(夏季は延長営業)
料金:大人:1200円/大学生:1000円/高校生:800円/子供:4歳~小学生 600円
リバーパーク犬飼(リバーパークいぬかい)/犬飼町
リバーパーク犬飼は、大分県豊後大野市犬飼町田原の一級水系大野川の河岸にある河川公園です。サッカー場やテニスコート、カヌー場といったスポーツ施設をはじめ、広い芝生広場にはデンマーク製のコンビネーション遊具「ブリュッケン城」が設置されていて、子どもたちに大人気!ご家族やグループで楽しめます。
住所:大分県豊後大野市犬飼町田原714-33
電話:097-578-1189
営業時間:9:00~日没まで
休み:毎週月曜日
駐車場:約70台(無料)
小松明(こだい火祭り)/緒方町
13,000本の松明が一斉に点火され、広大な緒方平野一面が赤々と包まれる景色は壮観です。毎年、8月のお盆(2016年は8月14日に開催)に行われる風物詩で、米の豊作を願う虫追いとして江戸時代から伝わる米どころならではの行事になります。
場所:原尻の滝周辺及び緒方平野一帯
お問い合わせ:小松明火祭り実行委員会(緒方支所)
電話:0974-42-2111
まとめ
今回のジオパーク豊後大野はいかかでしたか?9万年前に阿蘇山が大噴火した痕跡を残す大地。大分にこんな場所があるなんてビックリですね。ぜひ大地と人を紡ぐ場所、豊後大野へお出かけください。